視力を維持しよう!目の健康に注意して 視力を保つためのケア・治療について

子供と視力

子供の目の病期

子供の体は常に成長を続けていて、悪い環境の影響を受けやすいものです。それはもちろん、目に関しても例外ではありません。むしろ目はもっとも影響を受けやすいとさえいえるでしょう。また、遺伝などによる先天的な異常も心配です。ここではそういった子供の目に関する疾患について紹介していきます。

先天的な目の異常の一つに、斜視があります。斜視は、やぶにらみともいいます。ものを見ているときに片方の目が対象物とは違う方向を向いてしまう現象のことです。斜視は、幼児期のうちに治療を始めることが大切です。両方の目を同時に使う両眼視の能力が最も発達するのが、この時期だからです。

両眼視が出来ない状態で放っておくと、ものを立体的に見ることが出来なくなったり、斜視になったほうの目が使われないまま弱視になったりします。お子様が斜視の場合は、早めに発見し、眼科に連れて行く必要があります。斜視の治療はすぐには終わらないため、根気のいい姿勢で望まなければなりません。

色を正しく見分けられない色覚異常も深刻です。これも先天性でX染色体の劣性遺伝の形を取り、男性に多く見られます。色覚異常には、残念ながら今のところ治療方法がありません。インターネットで調べると、色覚異常の治療をうたっているホームページがたくさん見つかるかもしれませんが、その全部が詐欺です。だまされないように気をつけてください。色覚異常の人は完全に色がわからないわけではなく、訓練すれば間違いを少なくすることは可能と考えられています。

社会的にも色覚異常に対する誤解が少なくなり入学や就職に不利になるケースが減ってきています。ただしその影響からか、かつて行われていた小学校での色覚検査を、行っていないところが多いようです。そのため、自分の子供が色覚異常かどうかを知る機会も少なくなってきています。子供との会話から何かおかしいな、と思ったら一度眼科に行って検査をしたほうがよいでしょう。