視力を維持しよう!目の健康に注意して 視力を保つためのケア・治療について

子供と視力

幼い眼の酷使

目の健康状態を図る基準のひとつに、眼圧というものがあります。眼圧とは、眼球の内側から外側に向かって掛かっている一定の圧力のことです。これが高ければ高いほど、眼球は硬くなります。この眼圧を正常な状態に保つ役割を担っているのが、房水という液体です。

房水には、角膜や水晶体に栄養を送り届けたり、老廃物を除去したりする働きもあります。この房水がスムーズに流れなくなると、眼圧が高くなり、緑内障を発症する原因となります。

ご存知の通り、緑内障はある程度年を取ってからかかる病気です。それはなぜかといえば、基本的に高齢者のほうが若年者より眼圧が高い傾向にあるからです。しかし近年の調査で、この眼圧が高齢者よりも若い世代のほうに多くなってきていることが明らかになりました。そのため、最近では子供が緑内障を発症するケースが、それほど珍しいことではなくなってしまいました。

角膜と水晶体の間には房水の経路があります。それが狭くなると、当然その部分を通りにくくなるので、房水の循環は滞ってしまいます。この現象を引き起こす原因の一つに、近作業による水晶体の厚化が考えられます。

子供が目を酷使する傾向は、年々強まってきています。技術の進歩とともに、VDT機器がより生活に密着したものになってきているからです。今日では、携帯電話によるメールでのやり取りが友達とのコミュニケーションにとって欠かせないものとなっています。人気のゲームをやっていないと、周りの話題についていけないことも少なくありません。また、食生活の変化によりバランスのいい食事をしている仮定が少なくなったこと、遠方視に有効であるスポーツ活動をやるこどもが減少していることなども理由の一つです。