視力を維持しよう!目の健康に注意して 視力を保つためのケア・治療について

老化と視力

緑内障とは

緑内障は、目の疾患の代表格のような存在です。目の中に栄養をいきわたらせるために房水という液体が循環していることはこれまでにも何度か書きました。この液体は虹彩の裏側で作られて、瞳孔を通って虹彩の表側に出、その付け根部分にある排水溝のようなところから流れ出し、静脈に吸収されます。

この水の流れが眼球の形を保っているのですが、この水の作られる速さと、排出の速さのバランスによって目の内側から外側に掛かる圧力、すなわち眼圧が決定します。眼圧は、目の固さと言い換えることも出来ます。この目の固さが過剰なものになると、視神経に強い圧力がかかり視覚障害や視野障害が起こります。

緑内障にもいくつかの種類があります。広隅角緑内障というタイプは、10年~15年という非常に長い期間をかけて進行します。正常眼圧緑内障は、その名の通り眼圧が正常の範囲内であるにもかかわらず発症してしまう緑内障のことです。

この原因については、視神経が耐えられる眼圧に個人差があることや老化との関係から説明されていますが、まだはっきりとしたことはわかっていないようです。狭隅緑内障は、角膜と虹彩の間にある隅角という空間が押し上げられた虹彩によって狭められ、ある日突然眼圧が上昇するのが特徴です。

日本人や中国人、イヌイットに多く、男性より女性の罹患率が高い傾向が見られます。その他に、生後間もない乳児がかかってしまう先天緑内障や、他の目の病気が原因でなる続発緑内障があります。