視力を維持しよう!目の健康に注意して 視力を保つためのケア・治療について

老化と視力

老化が原因のその他の疾患

視界がゆがんだり、その中心が見えにくくなったりしてきた場合は、加齢性黄斑変性に掛かってしまった可能性があります。通常50歳以上の高齢者に起こる病気で、近年増加の勁呼応にあり、欧米では高齢者の視力低下第1位の病気になっています。

老化に関係していると思われていますが、詳しい原因は不明です。悪化すると中心は見えなくなり、視力が0.1以下になることも珍しくありません。幸いなことに、中心以外の部分が悪くなることはほとんどないので全く目が見えなくなってしまうということはめったにありません。

加齢性黄斑変性症は網膜の中心が悪くなる病気で、萎縮型と滲出型に分けられます。萎縮型は10年以上かけてゆっくり進行し、治療法はありません。滲出型ではレーザー光線を用いた手術が行われていますが、焼いた部位は暗点となって見えなくなってしまいます。

年とともにまぶたが下がってくる現象を「眼瞼下垂」といいます。まぶたを持ち上げる筋肉である眼瞼挙筋が働きにくくなっているために起こります。多くの場合は手術で直すことが出来ますが、眼瞼挙筋が働きにくくなっている原因が、神経の麻痺や筋肉そのものの特殊な病気であったりする可能性もあります。総合的な検査の後に対策を考える必要があります。手術方法としては、緩んだ筋肉を縫い縮めたり緩んだ付着部を元の位置に縫い直したりするやり方が一般的です。

老化によって起こる目の変化としては、他に涙目があります。涙の量が増えるのが原因の場合と、涙を吸い取る機能が弱まっているために起こる場合とがあります。目薬や手術などによって治療することが出来ます。年のせいとあきらめずに眼科医に相談してみてください。