視力を維持しよう!目の健康に注意して 視力を保つためのケア・治療について

視力に関するトラブル

ものを見るしくみ

ものを見るしくみ  人がものを見ることができるのは、眼球と視神経、そして大脳視覚野の働きがあるからです。眼球から得られた情報が視神経を伝わって大脳へ伝えられ、その中の視覚野という領域で処理されるのです。これはちょうどビデオカメラと、それにつないだケーブル、その先のパソコンの関係に似ています。

それでは、カメラにあたる眼球の仕組みを見ていきましょう。最初に活躍するのは、角膜と水晶体です。これらは、カメラのレンズに相当し、外界の光を集めます。レンズに入る光は、水晶体の前に取り付けられた虹彩という部分で調整されます。

虹彩は瞳孔の大きさを変化させます。明るいところでは取り入れる光の量を抑えるために瞳孔は小さく、暗いところではその逆に大きくなります。水晶体の周りには毛様体という筋肉がついていて、水晶体の厚みを変えてピントの調節を行います。

これらの器官は、全て眼球の端の部分についています。眼球の中身は、空洞です。眼球はいわば、中身のないピンポン玉のような構造になっています。眼球の空洞に当たる部分には、硝子体というゼリー状の物質が詰まっていて、眼の形状を保つ役割を担っています。もう一つ、眼の形を維持するための物質があります。

房水(ぼうすい)といい、眼の中の血管のない組織(水晶体や角膜)に栄養を与えたりもする重要な液体です。房水は毛様体で作られ、栄養を与えた後虹彩の付け根にあたる隅角部から排出されます。この循環が阻害されると、緑内障の原因となります。